適切な役割分担を!!

以前、デジタル庁の大臣がパソコンも使えない、ITも解らない・・とマスコミや一部の国民が揶揄していたが、偏屈爺いにはちっとばかり違うように思えます。

確かに使えないより使える方がいいし、知っていた方が良い・・・

しかしながら、我が国のIT化が遅れている理由は大臣の能力ではないと思う次第です。

各大臣が国民の期待や利益に貢献できる仕事をする為に、正しく有効な情報を上申するべき各省庁の組織は確り機能しているでしょうか?
そこが世界や国内の情報を収集・分析・評価出来ず(役割を果たさず)、我が国は経済も含めて進歩しないと思います。
大臣は決断して、指示して、失敗したら責任を負うのが「適切な役割分担」ではないでしょうか?・・・・

身近な民間会社組織も同じです。

危機管理に近いマネジメントはトップマネジメントに判断しやすい情報を生産部門、品質保証部門等が如何に素早く渡す事が出来るかが生死を分けます・・それが重大な役割分担です!

我が国の国民も行政も民間企業も教育現場も一様にそれが苦手で、重大事案では「収集・分析・評価を行っていない生データや情報の投げつけ、判断の押し付け」が横行していると感じます。

もっと「実戦的マネジメントの基本」を若い人に徹底的に教育する必要があると思うのですが・・・(笑)