毎年9月は「食品安全への思い」を新たに意識する月です。
9月も最終週になります・・・
毎年9月は「食品安全への思い」を新たに意識する月です。
2004年9月14日に勤めていたメーカーの製品に金属異物が混入して、大規模な回収を経験しました。
自社在庫分とお客様製品の回収分を合わせて十数億円の損失を出してしまい、お客様に大変迷惑を掛けてしまいました。
その事故の鮮烈な記憶には・・・入社以来仲の良かった先輩上司が事故の責任を一人で背負い自死してしまいました。
私はこの他にも何度か大きな事故を経験して、何人かの将来有望な先輩が窓際に座るのを目のあたりにしました。
本当に大規模な事故は悲惨です・・・
それは見たり聞いたりでなく当事者として関わらないと本当の苦しさと悲惨さは解りません。
こんな経験をしてきたもんで製造現場に対してついつい厳格な食品安全管理を求めてしまう偏屈爺になってしまいました(笑)
でもね無駄なことは絶対にさせないことには注意していましたけどね・・・無駄な文書、記録、作業はさせない!ってね。
それは理解してもらえなかったけど・・・人格に欠陥があるから自業自得だけど(笑)
この思いは今も変わりませんし、これからも変わりません(笑)